失意のマクドナルド事件から数十分後、イギリスに来たらなにはなくともビートルズ! と意気込んでいたもう一人の友人と二人で「ticket to ride」(ユーレイル・ユースパス)片手に列車に乗り込んだのでした。Let’s go to LIVERPOOL!
車窓から眺める風景も都会の街からのどかな田園風景へ。緑豊かなイングランドの北西部にあるリバプールまでの確か3時間くらいの間に妄想は膨らみました。
ポールやジョージが歩いているところに遭遇したらどうしようとか、「今夜一緒に歌おうぜ」と言われたらどうしようと、勝手に盛り上がっていたのでした。
2月の港町は人気もなく寒々としていました。
頭の中では「PENNY LANE」「I saw her standing there」がぐるぐる巡っています。
「まずはビートルズ博物館に行って情報収集しようぜ」
友人の言葉に地図を必死に見たのですがよくわからず前から歩いてきたリバプールマダムらしき夫人に「はう きゃんないげっと とう・・・」と話しかけるやフランス語らしき言葉で何か返され、スタスタ去られてしまい、トホホ。
ようやく辿り着いたのはいいものの、やってませんでしたトホホノホ。